李朝時代中期の黄伊羅保菓子鉢です。

気品のある黄色の発色、使い込まれた味わい深い表情、景色抜群の器です。
轆轤目が筋立ち、スピード感が感じられる力強い造形となっています。
口辺が描き出す曲線も美しく、見込みの砂目が景色に奥行きを与えています。
荒々しい表情と、引き締まった端正な形を合わせ持ち、魅力的です。
菓子鉢となっていますが、濃茶の茶碗としても楽しめると思います。
眺めているだけでも、十分満足頂ける、鑑賞に耐える器です。

矢印Aの部分に釉ハゲがありますが、それが景色になっています。
口辺の沿った小さなカケ・ホツ、高台に小さなソゲが数ヶ所ありますが、伊羅保の景色に溶け込み気になるものではありません。

口辺の直径183~192mm×高さ90~97mm


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