李朝粉青沙器印花馬だらい盃 Y-316【売却済】
李朝時代初期の粉青沙器印花馬だらい盃です。
李朝の粉青沙器の盃に、魅力を感じられる方が多いのは、装飾の面白さと使い込むうちに盃が育つところが魅力なのだと思います。
形に品格を感じさせる貫禄ある盃です。
高台もしっかりとしていて、三日月高台となっているところも、目を楽しませてくれる嬉しいポイントです。
側面が立ち上がり、見込みも深いので、お酒もたっぷりと入り、平盃のもの足りなさは感じさせません。
長年、盃として楽しまれて来たのでしょう。見込みに酒が染み込み、深みのある表情を作っています。
印花の白土のくっきりとした文様の美しさを愛でながら、お酒が楽しめます。
しみじみとした味わいがあり、飽きの来ないところは酒好きにとっては嬉しいところです。酒の友として長く付き合って頂ける美しい盃です。
矢印A・Bの部分に小さな金繕いが施されています。
直径98~101mm×高さ40mm
お買上げありがとうございました。