金銅仏阿弥陀如来立像 B-178【売却済】
平安の名残が残る鎌倉時代前期の金銅仏阿弥陀如来立像です。
長い年月を経て時代の痕跡をその身に纏い、その姿は、まさに「うぶい」という言葉がふさわしい古雅な佇まいをしています。
部分的に顔を覗かせる赤銅と鍍金が、この像が赤銅に鍍金を施した金銅仏であることを伝えています。
その衣文は浅く流麗で、軽やかに流れ、穏やかな表情からは平安後期の仏像の特徴が垣間見えます。
静寂の中に佇むその姿には、優美さと品格が漂っています。
見つめていると、心の奥底にじんわりと温かい感情が育まれていくかのような、まさに人々を癒やし、安らぎを与えてくれる仏像です。
微かに浮かべた優しい笑みが、見る者の心をそっと和ませてくれるでしょう。
矢印Aの部分に鍍金が現れています。
※鑑賞用の敷板も一緒にお送りします。
仏像の大きさ 高さ159mm×幅66mm×奥行32mm
敷板の大きさ 高さ16mm×幅199mm×奥行141mm
お買上げありがとうございます。