古銅阿弥陀如来立像 B-176【売却済】
鎌倉時代の古銅阿弥陀如来立像です。
その顔は、光の当たる角度によって多彩な表情を見せ、観る者の心を捉えます。
時には全てを包み込むような微笑を浮かべ、時には深い思索にふけるかのような神秘的な表情を見せます。
力強い像容は、写実的な鎌倉時代の仏像表現の特徴をよく表しており、細部にまで神経の行き届いた丁寧な作風が際立っています。
さらに、個性的な蓮華座の作風も、この像の大きな魅力の一つです。
時代を経た古銅の質感は独特の風合いを持ち、味わい深く、長い時の流れを感じさせます。
すらりとした姿には品格が漂い、清々しい雰囲気を醸し出しています。
静かに見つめていると、心が満たされるような気持になる像です。
仏像の大きさ 高さ106mm×幅29mm×奥行29mm
台座を含めた大きさ 高さ121mm×幅55mm×奥行43mm
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