古唐津盃 Y-469【売却済】
桃山時代の古唐津盃です。
小振りな器ですが、緊張感のある造形が目を引く、形の美しい盃です。
作いきから想像すると、茶道具の懐石用の盃として、制作されたものだと思います。
端整な張りのある形に、どこか雅な雰囲気が漂っています。
しっとりと潤いのある、艶やかな肌の表情も魅力的です。
静かに佇んでいる姿が愛らしい唐津の盃です。
お酒の時間を楽しむ友として、そっと寄り添ってくれるでしょう。
矢印A・Bの部分にニュウがありますが、矢印Bは内側まで通っていません。矢印Cの部分に小さなホツがあります。ですが景色に溶け込み気になるものではありません。
※器には、中込が入れられ、仕覆が着せられています。大事にされてきた盃であることが伺われます。
口辺の直径64mm×高さ30mm
お買上げありがとうございます。