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木彫 如来 仏頭 B-192

 

静かな気品を湛えた、鎌倉時代の木彫如来仏頭です。
精悍な眼差しと引き締まった面相には、鎌倉彫刻特有の写実性と精神性が見事に表れています。
額には白毫(びゃくごう)が表され、目には「玉眼(ぎょくがん)」が施されています。
玉眼は、仏像に生きた人間のような生命感と深い慈悲の眼差しを与え、光の加減によって宿るその神秘的な眼光が、見る者を圧倒します。
螺髪(らほつ)は丁寧に刻み出され、頂部の肉髻(にっけい)とともに如来像の尊容を整然と表しています。ふくよかでありながらも引き締まった頬のライン、理知的な美しい鼻梁(びりょう)など、鎌倉期ならではの写実的かつ力強い造形美が小さな頭部の中に凝縮されています。
漆の深い色調と、今なお顔や首元に妖艶な輝きを残す金箔の痕跡は、長い歳月を経た木彫仏ならではの荘厳な趣を湛えています。漆の剥落や木肌の露出といった経年の風合いそのものが過ぎ去りし時代を物語る景色となり、この仏頭に格別の風格を与えています。
圧倒的な存在感を放ち、現代空間においても彫刻作品として高い鑑賞性を備えています。
鎌倉仏の静謐な美と力強さが凝縮された優品です。

■「玉眼(ぎょくがん)」とは
仏像の眼の部分をくり抜き、内側からレンズ状に磨いた水晶(あるいはガラス質の素材)を嵌め込む、平安時代末期から鎌倉時代にかけて確立・定着した技法です。光を反射して潤いのあるリアルな眼光を生み出し、仏像に劇的な生命感をもたらしました。

仏頭の大きさ 高さ104mm×幅65mm×奥行70mm
台座も含めた全体の大きさ 高さ177mm×幅73mm×奥行78mm

価格等詳細につきましては、電話かメールにてお問い合わせください。
電話 025-526-8910