古染付茶碗 Y-560【売却済】
明時代末期、景徳鎮民窯において焼成された古染付の茶碗です。
最大の見どころは、その彫刻的ともいえる造形美にあります。
側面には鎬(しのぎ)が施され、手に馴染む心地よいリズムを生み出し、口辺は花びらを連ねたような優美な輪花形に縁取られています。端正さの中に、どこか軽やかで洒脱な趣が感じられる器です。
胴には松・梅・舞う鶴という吉祥を象徴する意匠を、見込みには愛らしい兎が配され、
自由闊達な筆致で描かれた絵には、生き生きとした生命感が感じられます。
また、「潤いのある素地」と「深い呉須の藍色」との対比は、明末染付特有の柔らかな気韻が漂っているようです。
さらに、所々に現れた古染付特有の「虫喰い」が、器に豪快な景色を与えています。
筒形の引き締まった姿は手取りも良く、鑑賞陶磁としても、実用の茶碗としても高い魅力を備えています。
遊び心に満ちた、見所満載の古染付茶碗です。
※所々にある虫喰(むしくい)が、器に豪快な景色を与えています。虫喰は古染付の特徴のひとつとされ、キズとは見なされません。他、問題となるキズはありません。
口径100~95mm×高さ81mm
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