仏画残欠「矜羯羅童子」 S-119【売却済】
室町時代の絹本の彩色仏画の一部です。
矜羯羅童子(こんがらどうじ)は、不動三尊の一人であり、制多迦童子(せいたかどうじ)と共に不動明王の脇士を務めています。通常は不動明王の左(向かって右)に配置されます。
もとは軸装された仏画の一部ですが、単独で一つの作品として鑑賞に足る充実した内容の画となっています。
生命感あふれる生き生きとした表現と、漂う気品は、なかなか得難いものがあります。
痛みはありますが、それに勝るだけの魅力にあふれ、思わず絵に見入ってしまうだけの力を持っています。
仏画は大きなものが多く、部屋で飾って鑑賞するにはスペースの問題ですとか、表具が部屋の雰囲気に合わない等の問題が起こる場合がありますが、本商品はスマートな額装仕立てですので、和室、洋室問わず違和感無く、部屋の一角に飾って鑑賞して頂けます。
絹本
※撮影は額からガラスを外して行っていますが、お届けする際にはガラスを装着してお送りします。
額の大きさ 縦518mm×横267mm×厚さ20mm
画の大きさ 縦297mm×横107mm
お買上げありがとうございました。