古唐津盃 Y-294【売却済】
桃山から江戸初期の古唐津の盃です。
見込みのフリモノの状態からもお分かりになりますように、酒が染み込み、しっとりとした肌になっています。口辺に歪みがなく使いやすい盃です。切れ味よい底の部分の糸切りの跡もしっかり確認でき、偶然出来た面白い造形がチャームポイントになって、この器の見所のひとつにもなっています。側面もふくよかな曲線を描いて、ゆったりとした印象を与える盃です。唐津の味わいと共に、夜長、お酒を楽しんで頂くには持って来いの盃です。
矢印ABの部分に小さなホツがあります。口辺を指でなぞって感じる程度で、口を当てても気になりません。
口辺部分に三ヵ所の小さな金繕いが施されています。
口辺の直径77~78mm×高さ35~40mm
お買上げありがとうございました。