李朝 陰刻瑠璃釉網文水指 Y-301【売却済】

李朝時代後期の白磁陰刻瑠璃釉網文鉄鉢型の水指です。

鉄鉢とは僧が托鉢(たくはつ)で食物など を受けるのに用いる鉄製の鉢のことです。

シンプルで張りのある形に、陰刻の網文の文様、
その上を瑠璃色の釉薬が刷かれています。

呉須を塗った刷毛目を装飾効果とするのは、粉青刷毛目にも通じる朝鮮陶磁特有の造形表現で、刷毛目の速度感がこの器に、よりシャープな印象を与えています。

清々しい瑠璃色が涼やかな風を運び、茶席に華を添えてくれます。

矢印Aの部分は窯キズで器の内側には通っていません。水漏れ等の心配はありません。

直径193mm×蓋も入れた高さ132mm

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