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ストゥッコ・仏頭(ハッダ) B-135【売却済】

アフガニスタン東部のハッダで、3~4世紀に制作されたストゥッコの仏頭です。
その作風は、ギリシャ・ローマ彫刻の影響を受け、凛々しく優美です。
その表情は、心を温めてくれるような優しい微笑みを湛えています。見ていてると「癒されるとは、こういうことなのかな。」と実感出来ると思います。
この優しい微笑みに救われる人は多いでしょう。
ストゥッコの中でも、これほど美しい表情の仏頭に、出会える機会は、少ないと思います。

ハッダはアフガニスタン東部,ジャララバード南方約8kmにある古代仏教寺院の遺跡で、19世紀にイギリス人らが調査し,1923‐28年にフランス考古使節団のA.フーシェやJ.バルトゥーにより発掘されました。そこから発掘された仏塔や仏像はガンダーラの美術様式として知られています。 ハッダからはストゥッコ像の出土例が多く、ストゥッコ(Stucco)とは、細土に石灰を混ぜた漆喰で造られたもので、ローマの漆喰技法がガンダーラにもたらされたと言われています。ガンダーラ仏教美術は石製彫刻から始まりますが、200年ほど後れて3世紀ごろからストゥッコ製彫刻が盛んに造られるようになります。ストゥッコ像についていえば、特にアフガニスタンのハッダが有名です。

矢印Aの部分に薄い修復があります。撮影の照明の関係で色が濃く見えますが、実際は目立たず、手で触るとその部分が少し滑らかになっている程度です。

仏頭の幅120mm×奥行123mm×高さ200mm
台も含めた高さ325mm

お買上げありがとうございます。