古染付筒茶碗 Y-277【売却済】
中国明時代末期から、清時代初期の古染付筒茶碗です。
染付のすっきりとした連鎖文が美しく丁寧に描かれています。伊万里の鍋島焼きが、この文様を写したともされています。
モダンでありながら、堂々した古格も感じさせます。
茶室に置くと涼やかな風が流れるような、清心な気持ちにさせてくれる茶碗です。
手に持つと納まりの良い大きさで、口辺の口当たりも優しくお茶も飲みやすいです。
ぜひコレクションのひとつに加えて頂きたい茶碗です。
矢印Aの部分はカケではありません。窯キズで上に釉がかかっています。矢印Bの部分も共継ぎではなく、窯キズです。金繕いが1~5まで5ヶ所にされています。矢印1はソゲのようなものを繕ったように思いますが、2から5までの金繕いは、茶碗として使う時に、虫食いの部分の口に当たる感触を嫌い繕ったようです。
口辺の直径92mm×高さ93mm
お買上げありがとうございました。