朝鮮 無地刷毛目盃 Y-500【売却済】
朝鮮時代前期の無地刷毛目盃です。
酒をたっぷりと吸い、味わい深い表情を浮かべている器です。
肌はしっとりと艶やかで生気を帯びています。
この盃が描き出す景色の変遷を眺めているだけで、満ち足りた感覚に包まれます。
また、その景観に目を留めていると、酒への誘いを感じ、酒を愉しむひとときが待ち遠しくなりそうです。
手に心地良く納まり、少し反った口辺の形状により口当たりも良く、酒の味も一層まろやかに感じさせてくれます。
舌と眼も楽しませてくれる、酒愛好家にとって、抗いがたい魅力を持っている盃です
矢印Aの部分には小さな欠けがあり、矢印Bの部分には小さなソゲがあり、矢印Cの部分には小さな釉薬のハゲがあります。しかし、それらは景色の一部に溶け込み、景色を形成しています。
口辺の直径76mm×高さ41mm
お買上げありがとうございます。