古唐津盃 Y-489【売却済】
桃山時代の古唐津盃です。
器の肌の表情は、永年使われた来た歴史が刻み込まれているかのように、深みのある様相を呈しています。
愛されて来た器が持つ、艶やかでしっとりとした潤いのある肌です。
器の造形は力強く、張りがありスッキリとした端整な形となっています。
糸切り高台が描く景色も、くっきりと力強く趣きがあります。
見込みには、浜辺に押し寄せる白波のような景色が広がり、豊かな景色が人を魅了します。
いかにも愛らしく、味わい深い盃です。
※茶道具系の薄作りの盃ですので、寸法から想像するよりたっぷりとお酒が入ります。(余裕で30cc弱入ります。)十分お酒が楽しめる大きさだと思います。
矢印Aの部分に、燻し銀の銀繕いが施されています。他は窯キズです。ですが、いずれも景色の中に溶け込み、気になるものではありません。
口辺の直径55mm~53mm×高さ34~32mm
お買上げありがとうございます。