古染付輪線文皿 Y-479【売却済】
中国、明時代末期の古染付輪線文皿です。
地の白と輪線の藍色が織りなすコントラスが、鮮明に目に飛び込んできて心を掴みます。
輪線の文様は大胆で勢いがあり、明快な装飾意識が感じられます。
皿の形は張りがあり、皿全体の造形も力に満ちているようです。
高台も高く、古格を感じさせます。
さらに口辺の所々にある虫食いが、より深い味わいを器に加えています。
爽快な気分になりながらも、余韻に浸れるお洒落な皿です。
口辺部分に、虫喰(むしくい)があります。ですが、虫喰は古染付の特徴のひとつでキズとは見なされません。
また、矢印Aの部分にキズがありますが、虫食いと呼応し、器の景色に溶け込み気になるものではありません。
口辺の直径180mm×高さ45mm
お買上げありがとうございます。