李朝時代の枕隅(ちんぐう)です。

枕隅とは、布製の枕や、座右に置き肘をついて安息するための調度脇息(きょうそく)の両側の縢(かが)った部分を留めかつ装飾したものです。穴が有りますが、この穴に糸を通して枕の本体に縫い付けました。
絵は虎の図で、大胆に自由闊達に描かれています。李朝民画を見るような楽しさです。
使われて来た李朝時代の人々の生活の温もりが伝わって来るようです。

経年の使用により、根来のような漆のヤツレがありますが、それが味わいとなっています。

最後の画像は「李朝工芸と古陶の美」朴徹 著 東洋経済日報社 刊より抜粋した「螺鈿枕隅・蓮花水禽文」の参考写真です。

枕隅の大きさ 直径132mm×厚さ8mm


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